昇進して思う事。

ビジネス

4月3日です。

4月1日付をもちまして、係長から課長に昇進しました。

2週間前に内示をいただいた時に、ノリが軽かった事、

(軽く呼び出されて、4月に昇進するらしいよ〜って言われて、そんな感じ?ってなりましたね)

意外と嬉しかった事が、印象的でした。

そもそもあまり昇進には興味がなく、1件でも多くの良質な現場を世に送り出したいと思っていたので、現場さえ良ければ、それでいいわー、と思っていました。

でも、感情は嬉しいという方向に進むんだな。意外だな。

5年前に、後輩が、最年少で、課長に昇進しました。

その時は、能力がなくても、声が大きいだけで、

出世するんだなー、サラリーマンの世界は、こういうもんなんだなんなー。と、思っていました。

それから、毎年のように、周りから、「あなたは、いつになったら昇進するの?」と言われるようになりました。

自分は思っていなくても、周りの期待する目が変わっていきました。

2年経ち、3年経ち、昇進の声はかかりませんでした。周りの声はどんどん大きくなっていきました。

昇進する事が目的ではないのに、周りの声に圧倒されて、どうすれば昇進するのかを考えてみました。

建設会社において、昇進するには、

1.大きな声を出す事。

2.上司の言うことは、全てイエスで答えること。

3.上司の懐に入り、飲み会、ゴルフに参加する事。

今まで昇進してきた人を分析した結果がこれでした。

全部苦手。

でも、周りの声に応えるべく、2年前、一生懸命、この3つを実践しました。

結果、昨年、昇進しませんでした。

あきらめました。心も折れました。我に帰りました。

何のために仕事をしているのか?

それは、現場に携わる人たち全てを笑顔にするためなんだと。そう決めたのではなかったのかと。

そして再び、みんなを笑顔にするべく、きっと、以前よりも振り切って、その事に没頭しました。

言いたい事も、散々言いました。

間違っている事も本気で指摘しました。

やりたい事に没頭しました。

その結果、昇進。不思議なものです。

やりたいようにやればいいんだと、後押しされました。

内示が出た夜。子供たちに報告しました。

「お父さんは、課長になるみたいだよ」

娘がいいました。

「それは、もうすぐ社長になるって事?」

父「課長の次は、部長で、その次が社長かな」

娘「じゃあ、来年部長で、再来年は社長か。小遣いよろしくね!」

前のめりな娘に感謝です。

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